色々ある印刷関連のイベントで、最も有名なdrupaというものがあります。
drupa(ドルッパ)は国際印刷・メディア産業展
drupaはドイツのデュッセルドルフで開催される国際印刷・メディア産業展です。
drupaは世界最大規模
世界で印刷機材展がいくつか開催されていますが、drupaが最大規模です。
今現在もそのように言われているかどうか分かりませんが、以前聞いた話では、drupaと、イギリスのIPEX、アメリカのPRINT、日本のIGASの四つが世界4大印刷機材展だそうです。
直近ではdrupa2024年5月28日から6月7日まで開催された
直近のdrupaはdrupa2024年5月28日から6月7日まで開催されました。
前回のdrupaは新型コロナウイルスの感染拡大の影響でバーチャル展としての開催でしたが、今回は通常通り現地で開催されました。
次回のdrupaは2028年に開催予定とのことです。
参考リンク

3年周期にする話があったが、やはり4年周期のままになった
今まではdrupaは4年に一度開催されています。
2016の開催以降は3年に一度の開催になる予定でしたが、やはり4年周期のままに戻るらしいです。
新型コロナウイルスの拡大の影響で延期になった
drupaは2020年の予定でしたが、新型コロナウイルス拡大の影響で2021年4月20日(火)~30日(金)に延期になったそうです。
drupa史上初のバーチャル展 virtual.drupa が2021年4月20日(火)~23日(金)に開催されました。
その他 ドイツ関連の話題
ドイツと日本の社会の成熟度の違い
現在では一人あたりGDPの順位などで日本はどんどん下がっていっていますが、それでも単純にGDPで比較すれば日本はまだかろうじて世界で上の方に位置していて、ドイツをはじめとした先進諸国にかろうじて肩を並べているように感じますが、本質を見るとそうでもないようです。
労働時間
労働時間の国際比較を見ると、ヨーロッパ諸国より日本は結構長く生活の質が低いようです。
もちろん、会社や職種によっても労働時間はまちまちなので、日本の労働者でも毎日ほぼ定時に帰れる人もいれば残業が常態化している人もいるでしょう。
労働組合組織率
労働組合組織率は、日本とドイツは現在は大差ないのかもしれません。
少し前までは、ドイツの方が日本より少し高かったらしいです。
参考リンク
月刊全労連の記事に以下のようなことが書かれていました。
(月刊全労連 2017.8)
IMFも労働組合が衰退すると貧富の差が大きくなってしまうという趣旨のことを述べているくらいで、良い社会になっていくためには労働組合組織率は高いに越したことはないでしょう。
報道の自由
国境なき記者団が発表している世界報道の自由度ランキングでは、2025年はドイツが11位、日本は66位でした。
報道を通じて国内や世界の状況を知ることができなければ家の近所の出来事しか分からなくなり、日本の主権者の自分が選挙や国会請願やその他種々の方法で主権を行使して政治参加しようにも判断材料がほとんどなくなってなす術がなくなるので、誰でも生きやすい社会にしていくためには報道の自由の度合いは高いに越したことはないでしょう。
なお、日本も良い状況ではありませんが世界全体のジャーナリズムの状況も極めて悪くなっているとのことで、人類全体が危機的な状況になっています。
参考リンク

社会保障費の事業主負担
以前聞いたところでは社会保障費の事業主負担割合もヨーロッパの先進諸国より日本は低いらしいです。
しかしその話はあまり有名でなく、ヨーロッパの先進諸国は高い消費税で社会保障を成り立たせている、と日本では思われがちです。
最新の数字は確認していないので後ほど調べます。
参考書籍
生活保護の捕捉率
生活保護の捕捉率もヨーロッパの先進諸国より日本は低いらしいです。
さらに、日本では生活保護を受けることは恥であるような感覚がいまだに根強くあります。
実際は、ごく大雑把に言えば社会全体で分業して作ったモノやサービスなどを社会全体でうまく分けるための仕組みの一つに過ぎないので、必要になれば当然ながら使って良い制度です。
参考書籍
「経済の基礎的知識をつなぐ根本的な考え方をきめ細かく追求することを通して、経済学の全容を平易に解明した入門書」
男女格差
世界経済フォーラム(WEF)が発表している「Global Gender Gap Report」の2024年版では、ドイツのジェンダーギャップ指数は146カ国中7位で日本は118位でした。
詳しい人は報告書を読んで色々詳しい判断をできます。
複雑な調査結果を色々工夫して一応比較できるような状態にしてジェンダーギャップ指数というものを作って順位を出してみたということで、私のような素人としてはこの順位や指数の数値を何となく男女格差の現状を知る目安にできます。
誰でも生きやすい社会にするためには男女格差が無いにこしたことはないでしょう。
参考リンク
イスラエルとの関係
ドイツはイスラエルに対し武器供与を続けていたり、ドイツ国内でガザ侵攻の停戦を求めるデモ参加者が「反ユダヤ主義」と見なされ、逮捕・連行されたり、日本はイスラエル軍需企業からの武器購入が検討され市民からの批判が高まっているなど、日本もドイツも問題を抱えています。
参考リンク


日本とドイツ なぜ社会の成熟度に差がついてしまうのか
日本とドイツでなぜ社会の成熟度に差がついてしまうのでしょうか。
歴史的なこと、地理的なことも含めて色々理由があると知人が言っていました。
日本国憲法に、自由と権利を守りたければ不断の努力をし続けましょう、と書いてありますので、より成熟したよい社会を子ども達に引き継げるよう、日本の主権者の私たちが努力してまいりましょう。
参考書籍
ドイツのメタルバンド
ドイツには良いメタルバンドがたくさんいます。
一部を以下にあげます。
ただし、メタルと言ってもかなり幅が広く、以下は当ブログ運営者の私が好きなバンドをあげてみただけです。
Leaves’ Eyes(リーヴズ・アイズ)
そこそこ有名なバンドで、2016年にボーカルがリヴ・クリスティンからエリナ・シーララという人に変わったリーヴズ・アイズというバンドがあります。
参考リンク
Take the Devil In Me (リブ・クリスティンがボーカルだった時代の曲)
LEAVES’ EYES – Jomsborg (2018)
LEAVES’ EYESの関連商品
Xandria(キサンドリア)
それほど有名なわけではないXandriaというバンドもいます。
有名ではありませんが一応日本版のCDも発売されています。
以前はLisa Middelhauveという人がボーカルだった時代があり、少し前はダイアン・ファン・ヒアースベーヘンという人がボーカルでしたが、色々あった末1名を残して他のメンツは入れ変わって現在も活動中らしいです。少し前に新しいアルバムが発売されていました。
参考リンク
You Will Never Be Our God 結構最近の曲
XANDRIA – You Will Never Be Our God ft. Ralf Scheepers (Official Video) | Napalm Records
Valentine
We Are Murderers (We All) (ft. Björn Strid of Soilwork)
1980年頃からなのか不勉強で詳しくは分かりませんが先進資本主義国の多くが経済成長期を過ぎて成熟期に入ってきて成長期のようには資本が増殖できなくなってきたため、資本が商売をできる場を増やすために今まで作り上げてきた民主主義的規制が次々に緩和され、資本の暴走を止められなくなって滅亡が現実味を帯びてきてしまった現在の人類を表現した曲だと私が勝手に思っている曲。
参考
「社会主義が崩壊し、資本主義も行きづまる現代世界において、混迷する時代を切り開く指針となるのは民主主義の原理である。本書は民主主義社会の不可欠の要件である自由に明快な定義を与え、自由社会とは何かを解明する。」
A New Age 結構昔の曲
Xandriaの関連商品
Visionatica(ヴィジョナティカ)
それほど有名なわけではないVisionaticaというバンドもいます。
デビューアルバムは日本国内盤は発売されていませんが、2019年8月発売のセカンドアルバムは日本国内盤が発売されました。
参考リンク
To The Fallen Roma
政治的な主張が込められたロマに関する曲です。
日本では音楽に政治的主張を織り交ぜると「音楽に政治を持ち込むな」と言われることがあると耳にしました。私は政治的なメッセージや宗教的なメッセージが込められた曲は好きな方なのでよく聴いています。
参考リンク


She Wolf
森で生きる動物たちへの応援歌です。
Fear
政治的な主張が込められた曲です。
日本では音楽に政治的主張を織り交ぜると「音楽に政治を持ち込むな」と言われることがあると耳にしました。私は政治的なメッセージや宗教的なメッセージが込められた曲は好きな方なのでよく聴いています。
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ドイツの隣の国のメタルバンド
ドイツの隣の国にも良いバンドがたくさんいます。
EDENBRIDGE(エデンブリッジ)
ドイツの隣のオーストリアにEDENBRIDGE(エデンブリッジ)というバンドがいます。
中心人物のランヴァルという人がマルチプレーヤーであの楽器もこの楽器も一人でかなり演奏している、というのが特徴です。
また、メタル界で最も声が美しいボーカリストと当ブログ運営者の私が勝手に言っているサビーネ・エデルスバッハーというボーカリストの歌唱力と声の良さも特徴です。
参考リンク
EDENBRIDGE – Higher (Official)
EDENBRIDGE – “Shiantara” (Official Lyric Video)
EDENBRIDGE “Live And Let Go” (Official Lyric Video)
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DELAIN
オランダにそこそこ有名なDELAINというバンドもいます。
キーボーディストのマタイン・ヴェスターホルトという人が元Within Temptationにいたという理由もあってそこそこ有名です。
DELAIN – The Glory And The Scum (Official Lyric Video)
Delain – April Rain
Delain – See me in Shadow
DELAINの関連商品
ドイツと海を挟んだ対岸の国のメタル
ドイツと海を挟んだ対岸の国のスウェーデンも有名メタルバンドが多いです。
DARK TRANQUILLITY
ダーク・トランキュリティーの叙情デスメタル。
Insanity’s Crescendo|Dark Tranquillity
The Gallery|Dark Tranquillity
DARK TRANQUILLITYの関連商品
スウェーデンの参考資料
スウェーデンの主権者教育を紹介するミニ番組