仕事で疲れたら、「やっぱり おおかみ」という本を読んで心を休めるのも良いでしょう。
「やっぱり おおかみ」は孤独な者の絵本
佐々木マキ 作・絵「やっぱり おおかみ」福音館書店 は孤独なおおかみが主人公の絵本です。
絵本の本体に、読んであげるなら3才〜 自分で読むなら小学校初級むき、と書いてあります。
参考リンク

やっぱり おおかみ|福音館書店
やっぱり おおかみ。ささき まき 作・絵 オレは、オレ。それでいい。ひとりぼっちのおおかみが「け」という、ふくみのあるセリフをつぶやきながら仲間をさがして町をさまよっています。「おれににたこはいないかな」うさぎ、やぎ、ぶた、しか……。いろいろな動物がたくさんいますが、どこへいってもおおかみは満足することができません。仲間に入りたいようで、入りたくないのです。とうとうおばけがたくさんいる墓場までやってきたおおかみですが、はたして仲間をみつけることができるのでしょうか?
幼稚園の時に読んだ
私は幼稚園の時に「やっぱり おおかみ」を読みました。
セリフがほとんどないというあたりがなかなか面白い絵本だと思い、印象は強いです。
「やっぱり おおかみ」の内容
「やっぱり おおかみ」の主人公のおおかみは非常に孤独で、仲間を作ろうと旅をして、結局仲間は得られず、諦めて孤独に生きることを受け入れます。
最終的に仲間を得て幸せに暮らした、というような俗な救いは全くありません。
社会人になって読む「やっぱり おおかみ」
「やっぱり おおかみ」をまた読みたくて、ブックオフの絵本コーナーなどでたまに探していたところ、運良く見つけて買いました。
私ら孤独なビジネスパーソンも一貫して孤独で、孤独から逃れたいという思いはあるものの、たいてい孤独な人間は死ぬまで孤独なケースが多いので、最終的に孤独を受け入れて孤独に生き続けるおおかみに共感を覚えます。

今日も働く孤独なビジネスパーソンたち