パソコン作業に従事していると、一日に何時間もパソコン作業をし続けます。
その結果、肩こり、頭痛、腰痛に悩まされている方は多いでしょう。
ここでは、パソコン作業をするときに私が使っている椅子、アーユルチェアーをご紹介します。
一般的な机用の椅子では肩こり、頭痛がなくならなかった
私の経験上、普通の机用の椅子を使った場合、肩こり、頭痛がなくなりませんでした。
姿勢を良くすると腰が痛くなる
肩こり、頭痛を防ぐためには、姿勢良く椅子に座る必要がある、と、新聞の健康関連の記事や頭痛・腰痛改善のハウツー本によく書かれています。
確かに経験上、猫背になったり、首が前に出たりせず、顎を引いて背筋を伸ばして座れば肩や首周辺は理想的な姿勢になるので、ある程度肩こりや頭痛は防げます。
ところが、私の場合は普通の椅子でこのような良い姿勢で座り続けると、腰痛が起こってきます。
医師ではないので詳しいメカニズムは分かりませんが、経験上、背筋を伸ばして肩・首に良い姿勢をとると腰が痛くなります。
腰痛にならないよう姿勢を変えていくと肩こり・頭痛が起こる
腰が痛くなってきたら、腰ができるだけ痛くならない体勢を探して、姿勢を変えることになります。
ところが、経験上、腰の痛みが起こらない姿勢をとっていくと、腰は楽になっても肩・首周辺には逆に負担がかかってきます。
結果的に、腰痛を防ごうとすると肩こり・頭痛が防げなくなってしまいます。
結局、私の場合は肩こり・頭痛と腰痛の両方を防ぐ姿勢というものがありませんでした。
そのため、どちらかといえば腰をかばう座り方をして腰痛を防ぎ、常に肩こりと頭痛に悩まされていました。
「アーユルチェアー」は座りやすい
アーユルチェアーを使うようになって、私の問題はあらかた解決しました。
椅子の作りが普通の椅子と違い、肩や首周辺にも腰にも楽な姿勢で座りやすいです。
アーユルチェアーの説明動画
アーユルチェアーのメーカーによる製品紹介の動画です。
アーユル・チェアー紹介MOVIE
アーユルチェアーは幾つものバリーエションの製品が発売されています。
【ayur medical seat】 アーユル メディカルシート 紹介
アーユルチェアーの座り方
アーユルチェアーは、メーカーから推奨されている座り方をしないと効果が下がります。
座り方の動画があります。
アーユル・チェアーの使いかた
私のアーユルチェアーの使用経験から
椅子の作りが普通の椅子と違う
アーユルチェアーは普通の椅子と作りが違います
座面が小さく、2つの部分に分かれていて、背もたれも小さく、普通の椅子と全然違います。
そのため、座り心地などが普通の椅子とかなり違います。
小さいので立ったり座ったりもしやすい
アーユルチェアーは小さいので、作業しながら立ったり座ったりしやすいです。
長時間座りっぱなしでは健康に良くないので、私は机の作業面を高めにして、立って作業したり座って作業したりを繰り返しています。
アーユルチェアーは小さいので、立って作業するときにもあまり邪魔になりません。
私が使っているのは「アーユルチェアー オクトパス」
アーユルチェアーにはいくつかタイプがあります。
私が使っているのは基本モデルの「アーユルチェアー オクトパス」です。
主にパソコンを使用する日常業務で使っています。
アーユル・チェアー キャスタータイプ オクトパス
東急ハンズで購入した
私は東急ハンズで「アーユルチェアー」を見つけました。
東急ハンズに実物があり、座り心地を確かめて、購入しました。
値段は安くはありませんが、仕事で毎日使うものであり、体調にも生産性にも直結するので購入しました。
5年間くらい快適に使っている
5年間以上使っています。
大変座りやすいので、仕事をするときの椅子はすでに他の椅子には代えられないくらいです。
たとえアーユルチェアーでも、悪い姿勢で座らないよう注意は必要
アーユルチェアーは、全く何も意識しなくても姿勢良く座れるというわけではありません。
座る人が、正しく座るよう意識する必要があります。
使いはじめの頃はまだアーユルチェアーに慣れていないため、自然に良い姿勢になります。
しかし、座り慣れてくるとアーユルチェアーであっても悪い姿勢で座ることができるようになってきます。
何も意識せずにだらっと座ると、悪い姿勢になり腰にも首にも負担はかかります。
ですので、アーユルチェアーに座る時も、正しい座り方を心がける必要があります。
アーユルチェアーに適した机 足を広げる余裕が必要
上記のアーユルチェアーの座り方の動画を見ても分かる通り、アーユルチェアーは足を広げ気味にして座る必要があります。
例えば昔ながらの学習机など、椅子に座って机に向かった時にあまり足を広げられる余裕がないタイプの机がありますが、そのような机はアーユルチェアーにあまり向いていないかもしれません。
アーユルチェアーを使う場合はできるだけ足を広げる余裕がある机が適しています。
いくら椅子を変えても、長時間座りっぱなしは体に悪い
いくら椅子を変えても、やはり長時間座りっぱなしは体に悪いです。
よって、できるだけ立って作業するよう心がけています。
「アーユルチェアー オクトパス」の外観
「アーユルチェアー オクトパス」の外観です。
価格も異なる様々なタイプのアーユルチェアーがある
アーユルチェアーには、価格も異なる様々なタイプの製品があります。
低価格の製品を使用するのも良い
パソコン作業がメインの業務に従事しているなら、少し価格が高くても座りやすい椅子を購入しようと思うかもしれません。
一方、仕事の用途ではないなら、一般的なキャスタータイプのアーユルチェアーオクトパス等は価格が高すぎるという場合もあるでしょう。
アーユルチェアーには、一般的なキャスタータイプの製品以外に、より価格の低い製品が何種類もあります。
座椅子として使う、または既存のイスに載せて使うタイプのアーユルチェアー
座椅子として使ったり、既存の椅子に載せて使えるタイプの「アーユル・チェアー 座イス&座面シートタイプ【アーユル メディカルシート】」があります。
以下はアーユル・チェアー 座イス&座面シートタイプを、一般的な椅子にのせた様子です。
あぐら用のアーユルチェアー
座イス&座面シートタイプよりも少し座面が高く、良い姿勢であぐらをかける「アーユル・チェアー あぐらイス」という製品もあります。
なお、「アーユル・チェアー あぐらイス」の台座部分を取り外すことで「アーユル・チェアー 座イス&座面シートタイプ」になるということです。
以下は「アーユル・チェアー あぐらイス」に座っている様子です。
以上、パソコン作業による肩こり・頭痛・腰痛を防ぐための椅子をご紹介しました。
参考記事