北海道の室蘭市の室蘭フェリーターミナルへの交通案内、アクセス方法の例です。
室蘭フェリーターミナルからは津軽海峡フェリーの青森行きのフェリーが出ています。
JR室蘭駅から徒歩で室蘭フェリーターミナルまで行ける
室蘭フェリーターミナルはJR室蘭駅から徒歩で行ける距離にあります。
1.室蘭駅までJRの列車で行く
東室蘭駅までJRの列車で行く
東室蘭駅まではJRの特急などで行けます。
長万部駅や苫小牧駅から東室蘭行きや室蘭行きの普通列車もあります。
参考リンク
- 函館から東室蘭 時刻表(JR函館本線(函館-長万部)) – NAVITIME
- 札幌から東室蘭 時刻表(JR函館本線(小樽-旭川) 他) – NAVITIME
- 長万部から東室蘭 時刻表(JR室蘭本線(長万部-苫小牧) 他) – NAVITIME
- 苫小牧から東室蘭 時刻表(JR室蘭本線 他) – NAVITIME
東室蘭駅から室蘭駅までJRで行く
室蘭駅は支線の終点のような位置にあるので東室蘭駅から室蘭駅まで引き続きJRの列車で行きます。
特急すずらんなら東室蘭駅から普通列車のような扱いになって引き続き室蘭駅まで行きます。
参考リンク

室蘭駅に着いたワンマンカーの普通列車
室蘭駅は無人駅になってしまいました。

JR室蘭駅
2.JR室蘭駅から室蘭フェリーターミナルまで徒歩で行く
JR室蘭駅から室蘭フェリーターミナルまで徒歩で行けます。
距離は約1kmです。
交通量は少なく結構静かで、公園沿いの広い道なので散歩がてら歩けます。
室蘭駅を出て入江運動公園の横を歩いていきます。

室蘭市の入江運動公園
突き当たりに津軽海峡フェリーの看板があります。
丁字路には横断歩道がありません。

津軽海峡フェリーの看板
丁字路を右に曲がり鬱蒼と植物のしげる歩道を進んでみます。

歩道
さきほどの丁字路にも横断歩道はありませんが、右に曲がって進んでも結局横断歩道はなく、フェリーターミナルへ行くには横断歩道などがない結構幅の広い車道を横断します。
歩行者のことをほとんど考えていない、愛のない道路です。

室蘭フェリーターミナルまでの道 歩行者のことをほとんど考えていない道路
道路を作る時は車椅子も乳母車もその他の歩行者も誰でも使いやすい愛のある道路を作りましょう。
車道を渡れば普通に歩道があるので、進みます。

車道を渡って引き続き歩道を進む
室蘭フェリーターミナルに到着です。
フェリーターミナル側へ行く横断歩道はあります。

室蘭フェリーターミナル
参考リンク

室蘭フェリーターミナルの様子

室蘭フェリーターミナルの待合所
測量山が見えます。

測量山の方

青森から来たフェリー

青森から来たフェリー
フェリーターミナルの近くの入江臨海公園からフェリーの様子が見えます。

入江臨海公園からの眺め

入江臨海公園から見たフェリーターミナルのフェリー
帰り道
帰りはまた列車で戻りましょう。
御崎駅から輪西駅までの列車の様子
船の脱炭素化をどうするかについて
日本はまもなく炭素予算を使い切ろうとしており危機的な状況にある中、船と飛行機は今のところ化石燃料で動いていて、脱炭素をどのように進めるか気になります。
日本が今のペースで温室効果ガスの排出量を減らした場合、減らすペースが遅すぎて温室効果ガスの排出量を実質0を達成したときにはすでに炭素予算を使い切ってさらに排出してしまい1.5度以上の気温上昇が起きてしまうと本などで読みました。
参考書籍
“環境・エネルギー分野の第一線で活躍する執筆陣が、地球温暖化の現状・対策から再生可能エネルギー、カーボンニュートラルによる地域活性化まで、115の主要テーマを図入りでコンパクトに解説。気候危機の現状から地域活性化まで激動する世界の「脱炭素」の今がわかる!隔年刊行。”
“今の日本の気候政策では、将来に大きな禍根を残すことになる。40人を超える専門家による、気候変動・エネルギー政策の課題と提言。”
参考リンク

一般社団法人共生エネルギー社会実装研究所 編著「最新図説 脱炭素の論点 2023-2024」旬報社 を読んだところ、船と飛行機などの脱炭素化にはまだ時間がかかり、一方で発電や、自動車などすでに電化できる技術があるものは再生可能エネルギーで発電してその電気で動かすことで脱炭素化が可能で、交通関係の温室効果ガスの排出量の割合としては自動車からの排出が圧倒的に多く飛行機・船の割合は非常に小さいため、とりあえず発電や自動車の電化やその他技術的にすでに脱炭素化する算段ができているものの脱炭素化を早く進めて温室効果ガスの排出を減らせるだけ減らしておいて、その後の飛行機・船、製鉄などの脱炭素化に時間がかかる分野の脱炭素を進めるための時間を確保する、という段取りで進めるしかないというようなことが書いてありました。
詳しくは「最新図説 脱炭素の論点」などをご覧ください。「最新図説 脱炭素の論点」は全体の要点を説明している本ですが、参考文献が多数載っているので参考文献を読むことでさらに詳細も分かります。
地球上の自然の循環のスピードの範囲内でしか人間は活動できないため、再生可能エネルギーに変えさえすれば済むわけではなく、エネルギーを使う量を減らしたりクルマの総量を減らしたり鉄道のような使うエネルギーの少ない交通機関を使うようにしたりしなければ人類は続かないというような説明が以下の本などにありました。
室蘭市の室蘭フェリーターミナルへの行き方、アクセス方法の例でした。
北海道の情報
“サケを獲る権利、
川を利用する権利、
私たちの先祖が当然のように持っていた
権利を取り戻したい…
(ラポロアイヌネイション 差間正樹)”
“──先住権について学ぶことは 日本人としての立ち位置を理解すること
近代とともに明治政府は蝦夷島を北海道と名称変更して大量の和人を送り込みました。支配を確立した政府はそれまでアイヌが自由に行ってきたサケの捕獲を一方的に禁止し、サケを奪われたアイヌは塗炭の苦しみを経験しなければなりませんでした。ラポロアイヌネイションは、近代日本の植民地政策によって奪われた浦幌十勝川河口でのサケの捕獲権を、先住権の行使として回復したいと主張して裁判を始めたのです。
アイヌの自覚的な先住権を求めるたたかいはこうして始まりました。北海道が明治政府の支配による入植植民地であり、アイヌの人々への抑圧と収奪によって成り立ってきたことを、植民者である和人はなかなか自覚できないできました。アイヌ先住権を学び、応援することで、和人は自分たちの立ち位置をようやく理解する入口に差し掛かったのです。
[刊行にあたって──北大開示文書研究会 共同代表 殿平善彦]”
北海道に入植した和人の歴史が短いため「北海道の歴史は短い」という言い方をたまに耳にしますが、北海道には数万年前から人が住んでおり、北海道の歴史は長いです。
“北の地から日本の歴史を見つめ直す視点で、専門家6人がまとめた北海道史の概説書。高校生以上の読者が理解できるように内容を精選した。2006年刊行の下巻に次ぐ労作。上巻ではアイヌ民族に関する詳述を含め、旧石器時代から箱館開港までを解説した。”
「行動から人身事故事例まで半世紀の研究成果を集大成 あらゆる動物の行動には必ず目的と理由がある。ヒグマの生態を正しく知るには、ヒグマに関するあらゆる事象、生活状態を繰り返し検証することである。ヒグマの実像を知ることができれば、人間とヒグマのトラブルを避ける方策も見出せるし、ヒグマを極力殺さず共存していけると考えられる--」