仕事で疲れたら、「やっぱり おおかみ」という本を読んで心を休めるのも良いでしょう。
※この記事では物語の結末に触れる内容も少し書いています。
「やっぱり おおかみ」は孤独な者の絵本
佐々木マキ 作・絵「やっぱり おおかみ」福音館書店 は孤独なおおかみが主人公の絵本です。
絵本の本体に、読んであげるなら3才〜 自分で読むなら小学校初級むき、と書いてあります。
“ひとりぼっちのおおかみは、仲間を求めて、ぶたの町、うさぎの町、とさまよいますが、どこへ行っても仲間はいません……。今までの絵本にはない、斬新なテーマに取りくんだ意欲作。”
参考リンク

幼稚園の時に読んだ
私は幼稚園の時に「やっぱり おおかみ」を読みました。
セリフがほとんどないというあたりがなかなか面白い絵本だと思い、印象は強かったです。
「やっぱり おおかみ」の内容
「やっぱり おおかみ」の主人公のおおかみは非常に孤独で、仲間を作ろうと旅をして、結局仲間は得られず、諦めて孤独に生きることを受け入れます。
最終的に仲間を得て幸せに暮らした、というような俗な救いは全くありません。
社会人になって読む「やっぱり おおかみ」
「やっぱり おおかみ」をまた読みたくて、ブックオフの絵本コーナーなどでたまに探していたところ、運良く見つけて買いました。
私ら孤独なビジネスパーソンも一貫して孤独で、孤独から逃れたいという思いはあるものの、非社交的な人間なのであえて社交の場に行って苦痛を味わうのは避けたいという気持ちも強く、最終的に孤独を受け入れて孤独に生き続けるおおかみに共感を覚えます。

今日も働く孤独なビジネスパーソンたち
参考
孤独なビジネスパーソンたちのための曲とも思える曲
MORTEMIA – Here Comes Winter (feat. Maja Shining) official lyric video
孤独な者の映画
“ロンドン市ケニントン地区の民生係、ジョン・メイ。彼はひとりきりで亡くなった人を弔う仕事をしている。事務的に処理する事もできるが、ジョン・メイは誠意をもってこなしている。ある日、彼の向かいの家に住み孤独死した老人の葬儀を受け持つ事になり…。心温まる葬儀を行い続ける、一人の孤独な男の姿を描くヒューマンドラマ。”
Still Life clip – “Celebrate the life of Jane Ford”|Curzon