紙の環境対応についての認証マークの例をあげてみました。
第三者機関の認証マークがあると商品を選ぶときに便利
第三者機関が客観的にみて環境負荷が低いと判断した結果、製品に認証マークをつけたりできるようになります。
そのため購入する側としては、第三者が客観的にみて環境負荷が低いとみなせるような製品なのだろうと判断でき、多少の目安にはできます。
第三者機関からの認証は受けておらず、認証マークに雰囲気が似ている自社独自の「植林木100%使用」などのマークを表示している製品もあります。
そういったマークは自社で自由に付けているだけであるため、購入する側としては実際に環境負荷が高いか低いか判断できません。
用紙の環境対応に関する認証マークの一例
FSC認証
FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)という所のFSC認証マークというものがあります。
プリンター用紙なり商品パッケージなりでよくFSC認証マークを見かけます。
私は「FSC100%」の認証マークが付いているものを一度も見つけたことはありませんが、 「FSCミックス」のマークが付いているものは見かけます。
参考リンク

エコマーク
公益財団法人日本環境協会のエコマークはよくみかけます。
印刷用紙を対象にしているエコマークがあります。
参考リンク

グリーン購入法
国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)という法律があります。
グリーン購入法適合品を調べることができ、印刷会社が仕入れる印刷用紙や個人が購入する用紙に適合品が多数あります。
参考リンク


「エコ商品ねっと」でグリーン購入法適合品を検索できます。
認証マークが付いていれば何も心配なしというわけではないので、自分でまめに調べる
環境に関する認証を受けたり認証マークが付いていたりする製品なら何も心配ないというわけでもありません。
上に書いた認証制度やこのページには書かなかった認証制度について、内容の不十分さや問題点が指摘されたりしています。
環境に関する認証制度は目安と考え、本当に持続可能な製品なのか持続不可能な生産方法をしている製品なのか、自分でもまめに調べるようにする必要はあります。
参考リンク

